「SAKEバル 遊家本店」代表の須藤慎一さんからみた大矢孝酒造の酒、そして八代目蔵元の俊介さんについてお聞きしました！

★大矢さんとの出会いはいつどこで？

大矢さんとの出会いは2005年12月。坂戸屋 武笠さんに同行し、仕込み真っ最中の大矢孝酒造さんを訪問しました。

当時の大矢俊介さんはまだ20代でしたかね？　自分と歳も近く、地理的にも近い。日本酒の価値観も共感することしかり、とても親近感が湧く、良い出会いでした。若くして蔵を継ぎ、造りと経営を両立しながら、その後全量純米蔵へと改革、進化は止まりません。

小さな優しい心遣いも見られました。リサイクルに効果的なエコキャップを採用したり、障害者を雇用した企業からのリサイクル瓶を積極的に利用したりと、地域貢献や社会貢献の意識を高く感じます。

★大矢さんのお酒のこんなところが好き！

【残草蓬莱】【昇龍蓬莱】ともに『槽場直詰』の無濾過生原酒タイプはいつでもお店で人気です！

特に春から初夏に冷やして飲むこれらはもう格別で、おすすめしたお客様からは笑顔が溢れます。秋口から冬場は火入れのタイプをお燗することをおすすめします。

香りなどで飾らない芯のある『蓬莱』は温める事でその豊かな「酸」が花開きます。ふくよかなお米の旨味と、キレの良さを併せ持つので、いつまでも飲み飽きせずにお料理と寄り添いながら楽しめます。