1.ある日の酒造り-米を蒸す

種もみだった頃から手間暇かけて、最上の「いづみ橋」になるべく育てられてきた酒米。収穫後、精米所で丁寧に磨かれ、いよいよ蔵の中に入ってきました。

 

そして前日からの洗米・吸水工程を経て、この日も朝4時から蒸米作業が始まります。


朝イチで湯を沸かし、米を蒸す。この蒸米が麹、酛、醪など重要な工程にそれぞれ使われるため、とても大事な作業となる。
朝イチで湯を沸かし、米を蒸す。この蒸米が麹、酛、醪など重要な工程にそれぞれ使われるため、とても大事な作業となる。
蒸しが始まった! 見る見るうちに辺り一面が真っ白に。薄暗く静かな部屋が蒸気に包まれ、ちょっと幻想的な雰囲気。
蒸しが始まった! 見る見るうちに辺り一面が真っ白に。薄暗く静かな部屋が蒸気に包まれ、ちょっと幻想的な雰囲気。
蒸気の中から現れたのは!?・・・高橋亮太さんでした!
蒸気の中から現れたのは!?・・・高橋亮太さんでした!
5時半〜6時半の朝休憩が終わるタイミングでちょうど蒸し上がるように作業計画が作られている。スコップで米を掘り出す場面を見たのは初めて・・・!
5時半〜6時半の朝休憩が終わるタイミングでちょうど蒸し上がるように作業計画が作られている。スコップで米を掘り出す場面を見たのは初めて・・・!
蒸し上がった蒸米を担ぐ高橋靖拡さんが向かう先は・・・?
蒸し上がった蒸米を担ぐ高橋靖拡さんが向かう先は・・・?
行き先は麹室の前。最初に掘り出したのは麹米にするための蒸米だった! 台の上でしばらくさらして冷ます。
行き先は麹室の前。最初に掘り出したのは麹米にするための蒸米だった! 台の上でしばらくさらして冷ます。
蒸し上がり時点で100℃以上あるという熱々の米を広げて冷ます。きっと立派な麹になってくれるはず!
蒸し上がり時点で100℃以上あるという熱々の米を広げて冷ます。きっと立派な麹になってくれるはず!