泉橋酒造の「夏」

大山と神力 @座間市新田宿
大山と神力 @座間市新田宿

2018年7月19日、「さがみ酒米研究会」の圃場巡回に同行させていただきました。夏特集ではこの巡回の様子、7月の海老名の水田風景、8月に入り大島の山田錦、そして猛暑の合間に懸命に除草作業を行う泉橋酒造の蔵人を取材しました。

 

そのほか、酒米研究会・会長の池上氏に聞いた「ソボクな疑問! 一問一答」や、四季を通じて写真で記録する「雄町の定点観測」もぜひご覧ください!

 

蔵元・橋場友一さんへの「蔵元インタビュー」は第3回を掲載、また「蔵人インタビュー」では営業企画部の川邊光朗さんへお話を伺いました。



【目次】

 

1.さがみ酒米研究会の圃場巡回

2.夏の田んぼと酒蔵風景

3.大島の山田錦

4.除草、除草、除草!

 

※このまま下に進んでいただくと「1」からスタートします。




1.さがみ酒米研究会の圃場巡回(7月)

今年も本格的に始動した、さがみ酒米研究会。7月19日の圃場巡回に同行しました。参加者は泉橋酒造より橋場さん、高橋(亮)さん、犬塚さん。研究会の農家のみなさん、JAさがみの職員の方など多くの方がいらっしゃいました。

 

田植えから1ヶ月~1ヶ月半ほど経過した現状を草丈の長さや株数、葉の色などを数値化してデータを拾っていきます。蔵に戻ってからは取得したデータをみんなで確認し、今後の栽培計画に生かしていくための重要な会議。

 

思いがけずドローンが飛ぶところまで見ることができ、非常に貴重な体験をすることができました。

今年度初のさがみ酒米研究会・農家さんによる圃場巡回。スタートは海老名グリーンセンターから。
今年度初のさがみ酒米研究会・農家さんによる圃場巡回。スタートは海老名グリーンセンターから。
JAさがみの職員さんが稲の草丈や株数などを計測し、それを泉橋酒造・栽培醸造部の犬塚晃介さんが記録しています。
JAさがみの職員さんが稲の草丈や株数などを計測し、それを泉橋酒造・栽培醸造部の犬塚晃介さんが記録しています。
泉橋酒造・高橋亮太さんが測っているのは葉の色。生育状況を推測するのに重要な指標となります。
泉橋酒造・高橋亮太さんが測っているのは葉の色。生育状況を推測するのに重要な指標となります。
泉橋酒造が慶応義塾大学と共同研究しているのが、酒米栽培におけるドローンの利用可能性について。この日は農家さんの目の前で、大学の先生がドローンを飛ばしてくれました。
泉橋酒造が慶応義塾大学と共同研究しているのが、酒米栽培におけるドローンの利用可能性について。この日は農家さんの目の前で、大学の先生がドローンを飛ばしてくれました。




舞い上がったドローンを見つめる池上さんと高橋亮太さん。その場のほぼ全員、こんな感じでした(笑)。
舞い上がったドローンを見つめる池上さんと高橋亮太さん。その場のほぼ全員、こんな感じでした(笑)。
さがみ酒米研究会の猛者たちも、ドローンを目の前にして完全に「おもちゃを目の前にした男の子」状態。
さがみ酒米研究会の猛者たちも、ドローンを目の前にして完全に「おもちゃを目の前にした男の子」状態。
巡回を終え、蔵で会議。「酒米栽培において、ドローンの利用方法にはどんなものがあるのか」「こんな使い方もアリなんじゃ!?」と、積極的で前向きな意見が様々に飛び交っていました。
巡回を終え、蔵で会議。「酒米栽培において、ドローンの利用方法にはどんなものがあるのか」「こんな使い方もアリなんじゃ!?」と、積極的で前向きな意見が様々に飛び交っていました。