4.代かき・田植え(6月)

6月中旬、相模原市の大島にある田んぼにやってきた泉橋酒造「栽培醸造部」の面々。

 

この日の作業は代かきと田植えです。今月は「週の前半に代かきをして、後半に田植えをする」パターンで回していくことが多いそうですが、この日はある田んぼで高橋亮太さんが代かきを、別の田んぼでは犬塚さんが田植えを、同時進行で実施していきます。

田植えの朝、大切に育てられてきた苗がトラックに積みこまれている。本日、相模原・大島でリスタート!
田植えの朝、大切に育てられてきた苗がトラックに積みこまれている。本日、相模原・大島でリスタート!
代かき作業をする高橋亮太さん。米作り、酒造りともに栽培醸造部の筆頭となって作業に携わっている。
代かき作業をする高橋亮太さん。米作り、酒造りともに栽培醸造部の筆頭となって作業に携わっている。
犬塚さんによると、代かきは状況が許す限り「荒代かき」と「本代かき」の2回に分けて行うそう。1回目は粗く、そこから時間を置いて2回目で「トロトロ」の土にしていく。「いっきにやると雑になってしまうことがある」とのこと。
犬塚さんによると、代かきは状況が許す限り「荒代かき」と「本代かき」の2回に分けて行うそう。1回目は粗く、そこから時間を置いて2回目で「トロトロ」の土にしていく。「いっきにやると雑になってしまうことがある」とのこと。

大島にある田んぼの特徴は、一つひとつの区画がとても小さいこと。

 

泉橋酒造さんを含め、様々な方がお米を作られているのでしょう。でも泉橋さんのように大型の農業用機械を入れるのは珍しいらしく、よく地元の方に声をかけられるそうです。

「田植えのタイミングは、苗が黄色くなった時。苗自身が『もう田植えをしてほしい! 養分がなくなってきたよ!!』と言ってきた頃ですね。青々しい状態で田植えをしてしまうと、まだまだ栄養がたくさん残っているので、根付きが悪くなってしまうんです」
「田植えのタイミングは、苗が黄色くなった時。苗自身が『もう田植えをしてほしい! 養分がなくなってきたよ!!』と言ってきた頃ですね。青々しい状態で田植えをしてしまうと、まだまだ栄養がたくさん残っているので、根付きが悪くなってしまうんです」
田植えの前の水管理が大事なポイント。水の量が多すぎるとしっかりと植わらずに「浮き苗」になってしまう。適切な水の量にするためには、やはり荒起こしと代かきが重要。それでも状況は現場によるため、植える深さを変えたり、田植え機を走らせるスピードを調整したりと臨機応変に対応している。
田植えの前の水管理が大事なポイント。水の量が多すぎるとしっかりと植わらずに「浮き苗」になってしまう。適切な水の量にするためには、やはり荒起こしと代かきが重要。それでも状況は現場によるため、植える深さを変えたり、田植え機を走らせるスピードを調整したりと臨機応変に対応している。
一枚分の田植えが終わり、田植え機は「よっこらせ」と隣へ移動。次の田んぼでも愛情込めて、苗を植え付けていく。
一枚分の田植えが終わり、田植え機は「よっこらせ」と隣へ移動。次の田んぼでも愛情込めて、苗を植え付けていく。
翌日以降もまだまだ続く代かき・田植え作業。効率良く進めるためにはチームコミュニケーションが欠かせない。
翌日以降もまだまだ続く代かき・田植え作業。効率良く進めるためにはチームコミュニケーションが欠かせない。

たくさんある区画のひとつが、草ぼうぼうになっていました。

 

耕作をやめると、そう時間はかからずに荒れてしまうようです。雑草の力のすごさを感じ、また「普通の田んぼの光景」とは人が積極的・継続的に関与していかなければ有り得ないものなのだと思い知りました。

この一角の中にも様々な雑草が “群雄割拠” していた。雑草にしても、生きるために必死。
この一角の中にも様々な雑草が “群雄割拠” していた。雑草にしても、生きるために必死。